※ケーブルアジャスターはホライズ純正に付いていたものを使用
■交換する理由
純正のブレーキレバーは性能的には問題ない。
見た目はMTB系の雰囲気だけど、それが逆にやる気がある感じで嫌いじゃない。
ホライズには似合っていると思う。
ただ1箇所、どうしても許せない箇所がある。
それは、ハンドルバーとの接続部分。
上部に接続のボルトがあるので、ハンドルバーの曲がった所に手を置くと手のひらが痛い。
そんな場所を握るなって話なのはわかっているが。
でも不快なので、ブレーキレバーを交換してみることにした。
■シマノのブレーキレバーについて
初めはシマノ限定でいろいろ探していたのだが、接続部分が横にあるタイプで機械式ディスクブレーキに対応していそうなものは見つからなかった。
近年に発売されたものは、接続部分が斜め上にあるものが大半。
懸念を残しつつ、斜め上の接続で3フィンガーのSHIMANO DEORE BL-T611を買ってみたのだが、失敗してしまった。
（3フィンガーは単純に試してみたかった）
試し乗りをした程度だが、やっぱり接続部分が手に当たって気になる。
また、3フィンガーは小指を挟みそうだし、挟まないセッティングだと引き量が少なくなる。
あと、見た目がちょっとゴツイ。
そのブレーキレバーでもダメじゃないのだが、他にもっと良いものがあるだろうと、再度、別の物を買うことにした。
今度はシマノ以外で。
■TEKTRO(テクトロ)のブレーキレバーについて
新しいレバーをamazonで探していたところ、TEKTRO(テクトロ) という会社を知った。
台湾の会社らしい。
1986年創業。「自転車用ブレーキを作り続け30年」との事。
雰囲気的に、自転車の純正としてTEKTROが付いていて、それをシマノとかに換える人が多い様子。
私の場合は逆のパターンなのが気になるが、商品を見てみると接続部分の位置が良さそう。
▼TEKTRO(テクトロ) Eclipse MT2.1 （2,258円程度）
2フィンガー
調節あり
▼TEKTRO(テクトロ) ブレーキレバー RT354AG BLK/SIL ブラック/シルバー （2,020円程度）
3フィンガー
調節あり
ツートンカラー
▼TEKTRO(テクトロ) TX-374 3FINGER V-BRAKE LEVER BR-TK-M026 （1,398円程度）
3フィンガー
調節なし
これらのブレーキレバーは、横からボルトで止めるタイプ。
シフターと重ねるように設置する人は、ボルトが横のタイプだと角度のセッティングが面倒みたい。
フラットバーだと下側からボルトを締めることになるし、下側にはシフターがあるわけだし。
でも私の場合はシフターと重ねないし、レバーをハンドルバーの下側に設置するので問題なし。
調節ありと書いたものは、Vブレーキ、カンチブレーキ等の切替ができる機能があるみたい。
レバーの下部のボルトのようなもので切り替えを行う。
将来的に、使いまわしが出来るのは嬉しい。
見た目（シルエット）的には3フィンガーの方がかっこいいが、調整次第では指を挟む可能性があるのは上で話した通り。
もう冒険はしたくない。
ということで、TEKTRO(テクトロ) Eclipse MT2.1を買ってみた。
amazonで2,258円だった。
■設置後の感想
これでいいんだよ！
正直言って、SHIMANO DEORE BL-T611に比べるとクオリティは低い。
本体以外のパーツや構成がチープ。
見た目も、どこかの自転車の純正パーツみたいに平凡な印象。
でも、それを上回るほどの、ボルトの位置の良さ。
ハンドルの曲がっている所を握っても、ボルトが手に当たらない。
これなんだよ。私が求めていたものは。
大きさは、ホライズ純正より少しだけ大きい（本体が太い）が、BL-T611よりはかなり小さい印象。
全体的な違和感は殆ど無し。
ケーブルアジャスターはシルバーで自己主張が激しかったので、とりあえずホライズ純正のもの（AVIDのもの）に交換した。
レバー初期位置調整用のイモネジは長すぎるので、後々交換すると思う。
Vブレーキの切り替え機能も問題なし。
Vブレーキの方で問題なくブレーキは引けた。
レバーの形状とかが純正とちょっと違うが、ほぼ違和感なし。
すぐに慣れると思う。
ホライズ純正から別の自転車の純正に換えたような感じだけど、目的を達成したから満足。
サドル沼を抜けた先にブレーキレバー沼があるとは思ってもいなかったが、無事に沼から脱出できて良かった。
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